Up To Date: 11.May.2004
燻製機を作った。

 
   

もうだいぶ前の話ですが、ちょっと大掛かりな燻製機を作りました。
まだ、当時はデジカメ、PCなどは、まだ一般的な物ではないので、フィルム写真でしか撮影してません。おまけに、数枚の写真しか撮ってません。(後悔。

でも、燻製大好きな人達の何かの参考になるかもしれませんので「作った」ということで、掲載します。今現在は、この場所に物置きを作ってしまい、もうこの燻製機は撤去してしまいましたが。
写真を見つつ、当時の事を思い出して、製作行程を説明します。

この燻製機、一応「冷燻製を作る!」というコンセプトで製作しましたが、しかし、実際は火加減などが大変で、ちょっと冷燻製と温燻法の中間みたいな物となってしまいました。

下記の図を見ていただければ、だいたいの構造は解ると思います。

まず薪ストーブを設置場所と燻製室の場所を決めます。冷燻を意識して、ストーブと燻製室の間は煙突が長ければ、それだけ煙が冷えるということで、約4mくらいにしました。

  この設置場所はちょっと斜面になっているので、この燻製機を設置するには、良い条件の場所です。  

 
   

まずは煙突を埋める溝を掘ります。幅は約30cm、長4m、深さ 浅い所で40cm、深い所で1m位です。

その後、時計型薪ストーブを設置します。ストーブの設置場所には、砂利を敷き、レンガ置き、ストーブを乗せます。
またストーブの回りには大きめの石を積み上げ土留めしました。

ストーブに煙突をつなげエルボーの煙突をつけ、地面の上に出します。(煙突はちょっと勾配をつけました。)

そして一度、試しにストーブに火を入れ煙りの出方をみました。ちゃんと煙りが出る。オッケイだっ!
うまい具合に煙が出たので、煙突を土で埋めます。

 


次に燻製室の製作です。

この燻製室はクヌギの丸太を使っています。(写真下)直径60cmくらい、高さ90cmくらいです。
この丸太、雷が落ちて中が焼け焦げた物を友達からもらいました。良い感じで中に空洞が出来ていて、これなら一度に大量に燻製が出来ます。

話は前後しますが、実際はこの丸太をもらってから、何かに出来ないか?ということで、この燻製機を作ったんですが。

丸太の下側に土台を長90mmの木ネジで付けます。この土台は60mm×60mmの角材を使いました。そして煙突出口付近に砂利を敷き、丸太を設置します。
あとは、煙をストレートに逃がさないために、数枚の板でフタを作り完成です。

その数日後、見た目がイマイチなんで、板に彫刻刀で「SMOKER」の文字を掘りプレートを作りました。これで、見た目もちょっとカッコ良くなった。まぁ、自己満足ですが。(笑

その後、雨ざらしなので、どうしてもストーブが錆びてしまうので、犬小屋の屋根みたいな物を作り、使わない時はかぶせていました。

  この燻製機で、何回くらい燻製作ったか?記憶はありませんが、鶏ドラム、サケ、ベーコン、ハムなど作った記憶があります。
薪ストーブの中にチップを入れ、燃やすとストーブの空気調節が難しくすぐ火が付いたり大変で燻製が出来るまで、この場を離れられなかったです。(笑

どうせ「この場にいるなら‥‥」と、ストーブの部分がかなり熱くなるので、ストーブの上に網を置き、友達等が来た時などは朝から燻製を作りながら、ビール片手にでバーべ−Qを楽しんだのを覚えています。
燻製が出来た夕方には、もうみんな酔っていて、お腹がいっぱい。でも手作りの燻製は別腹で、みんなの胃の中に収りました。
ツマミは「夕暮れの風景」と「燻製」でバーボンでチビリ。最高でした。
 

  最後にひとこと。
 
  この燻製機、いつ頃作ったのかなぁ?考えてこの上の写真のプレートをみると1995年になってます。ということは今から9年前です。そして回りの草花から初夏〜夏に作ったと思います。
しかしこの2枚の写真を見ながら製作記事を書いていると不思議な事に、記憶がどんどん甦って来ます。

このスモーカーの写真は以前、フィルム写真をスキャナーで取り込んだ物で、作り方の手順も撮影してないし掲載しようとか?迷っていたものです。
しかし今回、「アトリエノブのスモーカー」さんと相互リンクをしたのを期に、簡単ですが、記憶をたどり燻製フリークのみなさんに、少しでもお役に立てればと思い製作記事を書いてみました。
 
2004年5月11日 管理人:koz

上記のヘッダーの色にあわせる。
●メニューに戻る●